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台湾のランタン祭り「平渓天燈祭 2019」に参加してみた記録


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台湾の十分で開催される「平渓天燈祭 2019」に参加した記録を書かせていただきます。

平渓天燈祭とは

旧正月15日(元宵節)に平渓郷の十分広場で開催される,夜にランタンを一斉に打ち上げるお祭りです。死ぬまでに行きたい世界の絶景のひとつともいわれております。また,有名旅行サイトで「世界で一生に一度は行きたい14のフェスティバル」に選ばれているそうです。願い事を書いたランタンを夜空に一斉に飛ばす幻想的な景色をみることができます。

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(↑ 実際に撮った写真…あまりうまく撮れませんでした…笑)

2019年は2月19日(火)が元宵節でしたので,休日の2月16日(土)と平日の2月19日(火)の2日間の開催でした。自分は2月19日のお祭りに参加してきました。

台湾の十分といえば,線路の上で願い事を書いたランタンを打ち上げる体験ができることで有名でテレビ等で見たことがある方もいらっしゃると思いますが,この打ち上げ体験は年中いつでもすることが可能です。このお祭りでは,このランタンが200個以上が一斉に打ちあがる光景をみることができる点が特徴となっています。

ちなみに参加費は無料ですが,「自分で打ち上げたい」か,「打ち上げの景色をみれれば良い」かどうかで計画は大きく異なってくると思います。景色を見るだけであれば会場に1時間前くらいに着いていれば良いですが,自分で打ち上げる場合には整理券を入手することが必要です。この整理券は当日配布ですが,数に限りがあり早い者勝ちなので朝から会場に行って並ぶ必要があります。自分は見るだけでよかったので,整理券の入手には挑戦しませんでした。

平渓天燈祭への行き方

 このお祭りについて検索してみると,ツアー案内がいっぱい出てきます。ツアーで行くと事前の下調べも不要ですし,打ち上げが保証されていたりすることがメリットですが,自分で行くよりも圧倒的に高いです。(ツアーが数万円であるのに対して,自分で行くと数百円です。)

というわけで,貧乏学生なのでもちろん今回はツアーではなく台北市内から自力で行きました。

会場への移動方法は以下の2つがメインです。

  • 台北市内→(電車)→瑞芳駅→(電車)→十分→(徒歩)→会場
    (片道料金:だいたい400円?,所要時間:だいたい1時間40分くらい)
  • 台北市内→(電車)→動物園駅→シャトルバス)→十分→(徒歩)→会場
    (片道料金:だいたい400円?,所要時間:だいたい1時間40分くらい)

料金と時間はあまり変わりません。普段であれば十分までは電車移動が一般的ですが,1時間1本4両編成なのでイベント当日は満員電車になるらしく,1時間40分をその状態で過ごすのは疲れそうなため後者を選択しましたが,わりと正解だったと思います。というわけで,利用した後者について説明します。

台北市内→(電車)→動物園駅

まず台北市内のどっかの駅からMRTの文湖線「動物園駅」まで電車で行きます。台湾の電車賃はとても安いので数百円で行けます。時間としては20~30分くらいでした。早めに到着して十分を観光したかったため13時くらいに出発しましたが,動物園駅までの電車はスカスカで普通に座れました。

●動物園駅→シャトルバス)→十分

動物園駅からシャトルバス乗り場までは,特設の案内看板もあるため迷わず行けると思います。世界的なお祭りであるため,臨時のシャトルバスがすごく高い頻度で発車しています。ちなみにバス乗り場では座れる列(座位)と立つ列(立位)で待機列が分離しており,席数分だけ座れるレーンの人を案内してその後立つレーンの人を乗せていきます。なので,1時間バスで立ちっぱなしでよければ立つレーンに並ぶと比較的早く乗れます。バスに関しても早い時間であるためか全く並んでおらず座るレーンしかありませんでした。ちなみに,料金は50元(200円くらい)です。バスにはフリーWi-Fiも完備されていました。また,帰りのバス代は誰でも無料です。

●十分→(徒歩)→会場

 十分から会場までは15分ほど歩きますが,地図がなくても流れでなんとなく歩いていればたどり着くと思います。Googlemapで方向を確認しておくと安心かもしれません。

★ちなみに電車・バスの移動はもちろん悠遊カードで乗れます。詳しくは以下の記事をご参照ください。

台湾の悠遊カード(Easycard)について - smart-trip & simple-life

会場にて

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会場の看板。可愛いデザインでした。

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お祭りなので会場までの道には露店が並んでいました。

打ち上げは,17:30から20分毎に行われます。

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最初の打ち上げ開始の20分前くらいに会場内に到着しましたが,人の量がえげつないです。満員電車レベルに人がおり,前に進むことができません。

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一回目はまだ暗くならないうちに行われ,2回目あたりから日が落ちて暗くなります。

ただし,打ち上げが一回終わるごとに前列の人がバスに混まないうちにと帰宅していき人が入れ替わるため,打ち上げ一回ごとに徐々に前列に行くことが可能です。2回くらい打ち上げを見ているうちに最前列まで行くことができました。

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会場ではステージでアーティストの演奏などのパフォーマンスが行われているため,20分の打ち上げインターバルもそこまで苦になりませんでした。(ただし,トークは中国語なので何を言っているのかさっぱりわかりませんでしたが。)

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打ち上げ準備の様子。

ちなみに,打ち上げられたランタンの景色は冒頭の写真からもわかるように幻想的なのですが,素人なので動く光源は非常に撮るのが難しいなぁと感じました…。

台北への帰り方

このイベントは引き際が肝心です。みんな打ち上げが終わると帰ろうとしますが移動手段がほとんどバスに限られるために混雑が予想されます。

前列で見て満足した人が早々に帰っていくのはこのためです。自分たちは4回目を見終えた時点で会場を後にして急いでバス停に向かいましたが,列はそこそこ長くなっていました。しかしながら,その分だけ下の写真のようにシャトルバスが輸送のために大量にやってくるため思ったよりも並んでいる時間は短かったです。シャトルバスは列で待機していたため,バスを待つというよりは客を乗せる時間を待っている感じでした。

なので,座る列に並びましたが列の長さのわりに20分もかからないうちにバスに乗り込むことができました。立つ列だとほとんど並ばずに乗れると思います。

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以上が記録となります。シャトルバスがすごい頻度で出ているため自力で行くのも意外と簡単だったので,ぜひ挑戦してみてください!

十分観光につきましては,十分瀑布線路でランタン打ち上げ体験など様々ありますので,別の記事にてご紹介いたします!

  

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